2010年 02月 15日
Puits d'or |
土曜は、島原の素敵なIさんと一緒に『ピュイドール』井口和泉先生のご自宅レッスンへ♪
地下駐車場から濡れずにそのままお家に入れる造りになっていたり、エントランスの天井がすごく高かったり、あちこちに大きな鏡があったり、至るところに額やフランスの切手がセンス良く飾られていたり、キョロキョロしてしまいます!
広々したお庭には、五匹の可愛らしいワンちゃんも♪
食器はロイヤルコペンハーゲンのホワイトパルメッテシリーズ、カトラリーはアンティークっぽいクリストフル。
食器は欠けた部分に丁寧な金継ぎが施してあり、大切に使われているのがよく分かります。
磨かれたクリストフルも重厚感があって、ウットリするほど素敵☆
前回のチョコレートレッスンでも、1質問すると10返ってくるその知識の豊富さには尊敬してやみませんでしたが、今回のお料理レッスンでは、七品を作るので先生の手際の良さがさらに光っておりました。
野菜をカットして、すでに鍋の中にセッティングしてあったり、冷やし固めるムースはあらかじめ出来ていたり、ピクルスも前日から漬け込んだ物が準備されていたりして、次々と進んでいきます。
ブロッコリーと春豆のポタージュ
人参のムース
これは一品作るのに、一時間以上かかる本当に手間暇のいる料理。
人参がものすごく甘くて、まるでスイーツのように美味しかったです!
独活と蕪のピクルス
サラダ仕立て
透明の大皿にクレソン、クルミ、オイル、パルミジャーノレッジャーノをピクルスに盛り付けて、オシャレな一品に。
春・夏は平たいお皿に。
秋・冬は深い鉢に盛り付ける。
なるほど、なるほど!
テーブルコーディネートも、ライムグリーンにオーガンジーを合わせた春の色合わせが爽やかで、ふんわりと温かい空気で包まれていました。
栗南瓜の塩バター煮
仕上げにナツメグをおろします。
ほっくりした口当たりの南瓜。
ル・クルーゼで火にかけたまま出来上がり。
菜の花と春子きのこの蒸し煮
春キャベツや春先のきのこ類、菜の花、アスパラなどお鍋に一杯のグリーン達を自然塩やお庭で採れたフレッシュなハーブ類、生のローリエと上質なオリーブオイルで、弱火の蒸し煮。
お鍋にたっぷりの野菜がギュッと甘くなって、一度にたくさん食べられます。
メインは、芽キャベツとカリブロ、豚バラ肉のスモーク
一晩下味を付けた豚バラブロックを厚めにスライスして、紅茶葉、生米、ローリエ、砂糖でスモークします。
何とその間ほんの5〜6分!
砂糖を入れるので、カラメルの甘い香りが良く広がりいい感じ。
お米から香ばしさも出て、短時間で簡単にスモーク出来ます。
そのバラ肉をお鍋に入れてこんがり焼き目を付けたら出来上がり!
これが本当に脂身まで甘くて美味で、しつこい脂が全く感じられず、旨味に変わっていました。
下ごしらえには時間がかかりますが、寝かせておくだけで良いので簡単ですね。
見栄えがするので、おもてなし向きのお料理です!
デザートは、ヴァシュラン・グラッセ♪
フランスのお菓子屋さんでよく見かける王道のムラング。
苺をマリネして、生クリームやアイス、粉砂糖で飾り付け。
結婚前、パリで食べた甘いムラングを懐かしく思い出します!
一日お菓子を焼いたオーブンにムラングをセットして、その余熱で作る〜そんなエピソードも素敵ですね。
先生の穏やかなお人柄に癒されながら、お母様が趣味で作られた海外の雑誌や包装紙などで手作りされた封筒など、目を見張る物があちこちにありました。
それに『茅乃舎』のレシピカードまで和泉先生が作っていらっしゃったなんて♪益々、尊敬してしまいました。
楽しくためになるレッスンをありがとうございました。
by ocean304tm
| 2010-02-15 06:02
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