2010年 03月 09日
French 『ピュイドール』cookingサロン |
楽しみにしていた井口和泉先生の3回目レッスン。
季節の野菜をふんだんに使い、Frenchのテクニックも細かく教わります。
センスの良さが光るお料理、盛り付け、テーブルコーディネート。
その全てが、余計な物をそぎ落とし、マイナスの美学なのです!
『なるほど』と頷くことの連続。
そして、素材の持ち味を活かした調理法。
仕草も丁寧で穏やかな先生の立ち居振舞い。見習いたいものです。
レッスン中に先生からは、アレンジ方法が次々と湧いてくるので レシピにはメモで一杯になります。
クレソンのポタージュ
自家製フロマージュを沈め、ガラスのぽってりした器にポタージュを注ぎ入れ、オリーブオイルとクレソンを飾ります。
爽やかな冷たいスープ。色目も美しく、レモンの香りがする塩の結晶がキュッと味を引き締めます。
蕗の薹ディップ
アンディーブと半熟卵・ナッツソース
こんな素敵で美味しい前菜が簡単に出来るんですから、習ったら早速おもてなし したくなりますね♪
小蕪と新じゃがのエチュベ ルッコラのソース
蒸した野菜にこのルッコラのソースがピッタリで、芽キャベツの柔らかなグリーンのグラデーションも美しいのです。
筍と春豆のグリル ブールノワゼット
筍など春野菜に含まれるアクやえぐみは、肝臓を動かし、苦味を感じた身体がそれを外に出そうとして、デトックス効果があるとか。
なるほど!春野菜を食べる事も、利にかなっているのですね。
冬野菜は根菜類が身体を温める働きがあるので 体温を下げないようにしています。
今日もすごく寒い日になりましたが、先生がいれて下さった一杯の白湯で身体がポカポカになりました。
手足が冷えた時には、白湯が良いのだそうです。
メインは、帆立と新葱のフランボワーズビネガー風味
大振りでプリプリの帆立に、厚手の鍋で蒸し焼きにした葱。
香りの良いビネガーやマスタードなどで作るソースの美味しいこと、美味しいこと。
帆立の火の通り加減も絶妙で、弾けるような身の弾力と歯応え。すごく美味しかったです。
教えて貰った、フランボワーズビネガーを蜂蜜と炭酸で割るドリンクも夏のおもてなしにサッと出せたらいいな〜☆
先生が作るとおっしゃるフォアグラ丼も食べてみたいし、う〜ん 先生の溢れ出る知識には脱帽です。
デザートは、苺と金柑のアーモンドクランブル。
簡単で本格的な美味しさ。こういう簡単なおやつが、リピ間違いなしです!
温かいデザートに、モロッコのハーブティーが爽やか。
先生とのおしゃべりも楽しくて、Iさんと 楽しい時間をご一緒させていただきました。
フランス料理について、本当によく勉強されていて何を聞いても詳しい先生。
尊敬していたら、何と私たちより一つ年下でした!!
ビックリ!もっともっと私も勉強しなきゃ〜。
by ocean304tm
| 2010-03-09 17:38
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